こんな私でも台湾に行きたい!

友達ナシ、恋人ナシで飛びこんだ台湾ワーホリ日記

オンライン授業ってどんな感じ?

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こんにちは!

だいぶサボってしまいました、、もぐもぐです。

 

6/2〜8/23まで台湾師範大学の語学学校に通っていました。ただ台湾では5月半ばより新型コロナウイルスが大流行した影響により、この夏学期の間登校は一度もできませんでした・・・。学校は警戒レベルが延長されるたびに連絡をくれたのですが、政府の規定が厳しいため難しかったみたいです。そこで今回はオンライン授業がどんな感じだったのか?をまとめたいと思います。コロナがだいぶ落ち着き、来学期からは登校予定なのでこの記事が役に立たなくなるといいなあと思います。笑

  

 

入学前

クラス選択

師範大学には大きく分けて、1日2時間で宿題が少ないレギュラークラスと、1日3時間で宿題が比較的多いインテンシブクラスの2クラスがあります。私はワーホリで滞在期間が1年と短いので、インテンシブクラスを選択しました。ちなみに他の違いとしては、インテンシブクラスは毎学期終わりにプレゼンがあります。あと、レギュラーに比べて授業時間の選択肢が非常に少なく、10:20-13:10もしくは14:20-17:10の2クラスしかありません。(レギュラーは6クラスもあるのに!)しかも10:20のクラスは新入生のクラスがないため、インテンシブ希望の方だと入学してすぐのクラスは14:20でほぼ確定です。次の学期からは午前に希望を出すことが可能です!

ちなみに、初回の授業ではインテンシブクラスについての説明を聞き、インテンシブクラスでの注意点などを受け、「同意しました」というサインをしなければいけません笑

クラス分けテスト・ガイダンス

通常だと、師範大学の語学学校は入学前にクラス分けテストがあるのですが(全く中国語が話せなくても必要)、今回は登校ができなかったためテストが中止になりました。確かスピーキングはWebテストがあったと思うのですが、私は初級から学びたいとエージェントさんを通じてお伝えしてあったので、何のテストも受けることがありませんでした。そこはラッキーでした。笑

新入生は入学前にガイダンスを受ける必要があるのですが、それもコロナのためZoomでの開催に。本来だとこのガイダンスは受講必須で、これに参加できないと別途遅延登録料が2500元かかるのですが、それも免除のようでした。ちなみにガイダンスは全て英語ですが絵がたくさんのパワーポイントで説明して下さるので心配いりません。

 

授業について

クラスメイト

 私のクラスは日本人3人(男1・女2)、韓国人(女)、タイ人(男)、イスラエル人(女)、アメリカ人(男)の計7人のクラスでした。ただアメリカ人の男の子は確か授業開始から1,2日で居なくなってしまったのと、イスラエル人の女の子は1ヶ月ちょっとはいたと思うのですが4日に1回くらいしか来ず、最終的には全く来なくなったので、実質日本人・韓国人・タイ人の5人のクラスでした。年齢は一番下が18歳、私が27歳、タイの男の子は30歳くらいだと思っていたのですが、最近50過ぎだということを知って驚愕でした笑 この誤解もオンラインならでは・・・。

ちなみにイスラエルの女の子は本当に自由で、予習復習をして来ないのに授業中先生にガンガン英語で質問するので、そこに時間が取られて本当に苦痛でした・・・。先生も怒ってよ〜と思ったのですが、厳しく言う先生ではなく・・・。語学学校はクラスメイトとの相性が本当に大事だなあと思います、こればっかりは運ですが。。

授業の流れ

新しいユニットに入ったら、単語→文法の説明→教科書の練習問題→文法を使った会話練習→教科書の対話を読む→対話内容について先生が質問を出すのでそれに答えたり、あなたならどうする?などを話す→文法並び替え問題・・・こんな感じの流れが基本でした。

単語を全て勉強してから次に進むといった感じではなく、その都度文法を習ったり、練習問題を解いたりといった感じでした。また2日に1日くらい、多い時は毎日単語テストがあります。文法についてはテストはありませんが、ユニットが終わると小テストがあり、大体4日に1回はテストがありました。毎週テストです。笑

授業はZoomで進み、先生のスライドの画面共有が主です。これがすごく見やすくて分かりやすかった!あとは文法の並べ替えではjamboardを使ったり、Quizletを使ってゲーム形式で問題を解いて点数を競ったり、ブレイクアウトルームで2つのクラスに分かれてクラスメイトと会話しました。日本の学校も今はこんな感じなんですかね?すごい。

宿題について

宿題はGoogle classroomを使用して配布・提出しました。私は本当に初級のクラスなので難しくなく、それほど量も多いと感じませんでした。その日に習った漢字の練習をして写真を撮って提出したり、ワークブックを解いて提出したり。先生からドリルの課題が送られてきて、それを解いて提出したりもしました。後半は授業にちなんだ内容で(台湾と自国の四季についての違いや、病院に行った時にどうするかなど)150字くらいの短文を書いて送ることもあり、書いた文章に違いがないかどうか調べながら書いていたのでこれが一番時間かかりました。他のレベルの子に話を聞いてもエッセイを書いたりする事が多いと聞いたので、書きは割とスタンダードなのかもしれません。初級クラスの私で、宿題に費やす時間は1日30分〜1時間程度でした。(漢字だけの日は早い)

 

オンライン授業のメリット・デメリット

始まる前はオンライン授業にテンション下がりまくりでしたが、始まってみると慣れたのもあって意外と快適でした。「語学学校で登校できないなんてデメリットしかない」と思っていたのですが、意外とメリットもありました。

メリット①長く寝られる

午後の授業なのでとにかく寝まくってました。14:20開始なのですが、14:00まで寝てる日もありました笑 化粧もしなくていいし、10分前にパソコンを立ち上げればいいだけなのでとにかく楽でした。ただ完全に昼夜逆転したので次の学期は午前を希望しています。笑

あとマスクしなくて授業が受けられるのも良かったなと思います。やっぱり先生の発音の口の形とか、表情とか見たいのですが、それは今の時期オンラインでしかできないですもんね。

メリット②アプリなどを使用して勉強できる

私の先生は色々な授業のアプローチをしてくださったので、jamboardやQuizletを使った授業で楽しく学ぶことができました。対面でももちろん可能だとは思うのですが、オンラインなのでこれらの教材を使う事が多かったのかなと思います。特にjamboardの並べ替えはクラスメイトとわいわいしながら解いて楽しかったです。

メリット③Zoomのチャット機能が便利

これが個人的に一番大きかったです!たまに先生が何言ってるか分からない時があったのですが、すぐにチャットで入力して下さって読むことで理解できました。逆にこっちが話して伝わらない時も、チャットで伝える事ができました。また教科書には載っていない単語についてもすぐに漢字とピンインを送って下さって、板書するよりも格段にスピードは早いし、なんせチャットは保存できる!板書だとすぐにメモしないといけないですが、授業終わりにチャットを保存しておくことで授業に集中することができました。いつも、授業が終わった後にチャットを見返して、その日に新しく教えてもらった単語や文章について、改めて辞書で調べたりメモしていました。このスタイルに慣れすぎて、今後の対面ではメモ取りに必死になりそうで怖いです笑

デメリット①話しづらい

ブレイクアウトルームでクラスメイトと話す時間が一日に何回もあるのですが、リアルで会っていないこともあってやっぱり話しづらい・・・。ブレイクアウトルームに飛んだら毎回「ニーハオ〜」から始めていたのですが、いつまでたってもぎこちなかったです笑 練習問題の時に早めに解き終わっても無言の時間が流れたり・・・こういう時、対面だったら先生がすぐ切り上げたりすると思うのですが、基本的に3分や5分など時間を決めて時間になったら強制終了のパターンだったので、時間が余っても足りなくても物足りませんでした。臨機応変に授業ができるといった点ではやっぱり対面だなあと思います。

また、先生への質問もオンラインだとやっぱりし辛いです。どうしても全員の前で質問=全員の時間を奪ってしまうといった思考になりがちな日本人なので、先生が「何か質問ありますか?」と常に聞いて下さっても質問できない事が多かったです。(最後の方は少し質問できるようになりました!)こういう性格なので休憩時間に質問ができるとありがたいなあと思います。休憩は全員カメラオフ・ミュートで質問できなかった・・・。

デメリット②友達ができない

積極的にならないと友達ができないです!対面だったら授業終わりにご飯行こ、とかカフェでお茶しよ、とかできたと思うのですが、私は授業に関係のある事以外話せなかったので開始1ヶ月くらい全く友達ができませんでした・・・泣

そのうち、日本人の子が宿題について私に尋ねてきたことをきっかけにラインをするようになったり(先生主導でクラスのグループラインがありました)、先生がよく女子・男子でブレイクアウトルームを分けて下さったので、女子だけで話すことが多くなり、韓国人の女の子が誘ってくれて女の子だけで遊びに行くようになったりしました。学期が終了してからですが、「授業では一回も会えなかったからリアルで会いたいね!」となり、男の子とも一緒に遊びました。主体的・能動的に誘ってくれる子がいないと、オンラインでは友達ゼロの危険性が高いです。。友達が欲しかったら自分からガツガツいきましょう!!次からの教訓になりました。

デメリット③機材が必要

ユニットごとの小テスト、ドリルワークはGoogle classroomでPDFが送られてきて、それに記入して返すというシステムだったのですが、これ本当にiPadApple Pencilがないとめちゃくちゃやり辛いです。私はこの2点を持ってきていたので本当に良かった〜!!と思ったのですが、逆に持ってないクラスメイト、どうやって解いてたの??と疑問になるレベルでした。だって質問と答えを線で繋ぐ問題とかあったし・・・。対面だったら紙で配る、記入するという単純な事がこんな面倒なのか・・・と思いました。そもそもパソコンもブログ書くために買って持ってきたのですが(そんなに書いてないのに)、隔離中に突然オンライン授業が確定したのでパソコンないと終わってたし・・・。(期末の大テストはWeb受験でした)やっぱりオンライン授業は機材があってこそだよなあと改めて感じました。

 

終わりに

3ヶ月のクラスですが、オンラインでも楽しく授業を受ける事ができました。特に問題もなく、スムーズに授業を受けられたのは、やはり師範大学が伝統ある学校という事もあったのかな?先生も戸惑っている感じがなく、とても分かりやすくて良かったです。

初めての語学学校がオンラインで最初は不安だったのですが、結果的に行ってよかったと思いました。でもやっぱり登校したい!笑

 

何かご質問などあればお気軽にご連絡ください〜!それでは!